【本】人と比べてしまう人へ「世界一やさしい『才能』の見つけ方」〈要約・感想〉

おすすめの本
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こんな人におすすめ

・他人と比べて、劣等感を感じている人
自己肯定感が低い
自分を変えたいと思っちゃってる
活き活きと生きていきたい人
環境を変えようとしている

本について

【参考文献】
八木仁平, 『世界一やさしい「才能」の見つけ方』, 株式会社KADOKAWA, 2023, 271p

著者 八木仁平

著者の八木仁平さんは、「自己理解」のスペシャリストです。

自分を知り、これから何をしていくかを考えていく
「自己理解」ができるプログラムを開講し、
Youtubeやブログで発信されています。

シリーズ累計 35万部越え

1冊目の「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」
と合わせて、累計35万部をとうに超えているらしいです!(2024年現在)

本書の内容も、
1冊目の内容の「価値観」「才能」「好きなこと」の
「才能」に特化した、より自己理解をできるようにする
補足でありながら、補足以上の!内容となっています。

この2冊を読めば、ほぼ完璧に「自己理解」ができる
と言っても過言ではないほど、わかりやすくまとめられています。

1冊目を読んでいない方はぜひ手に取ってください!!

本の内容

①著者、八木さんの言う「才能」とは何か
八木さんもコンビニバイトを2ヶ月でクビになる…

②「才能」が見つからない人の間違い5選
諦める」ってめっちゃポジティブ?!

③「才能」を見つける方法、そのための質問集
「他人にイラッとすることは?」など
質問をヒントに才能マップを完成させる

④「才能」を活かす方法
自分の才能が輝く環境を用意する、など

⑤「才能」を育てる方法
「ロールモデルを見つける」など

本書から学べること

自分の短所が「才能」

誰しも、他人と比べた自分の短所が気になって
しまったことはあるのではないでしょうか。

その短所にも実は、あなたの長所となる「才能」が
隠れている
、と本書では述べられています。

ちなみに、本書で言う「才能」というのは、
いわゆる性格や、その人の考え方や行動の癖

のようなものだと解釈しています。

短所というのは、ある環境において「才能」が
悪く発揮されてしまった時に現れるものなのです

つまり、短所の裏には、「才能」が、
そしてその「才能」を上手く使えば発揮できる、
長所が隠れているのです

本書には、その才能を、
どうやって長所として使うかということも、
④の内容などで書かれています。

HSS型HSPであるという才能

自分は、繊細で傷つきやすい自分を否定することが多くありました。

さかす
さかす

細かいことを気にしてクヨクヨするこの性格は、
世間が言う「男らしさ」とも相反するものなので、
劣等感を感じたこともありました。

また、陰キャとかいうのも、世間的には、
友達が少なくて、社交的ではなくて、
短所で欠点とみなされたりしますよね。

ですが、本書を読んだら、
そういった性格も「才能」として、
長所として、使うことができるかも!
と思い始めました。

繊細で傷つきやすいからこそ、
他人に共感できるし、
こうやって自分が良いと思った情報を
必要としている人に伝えたい!と思うこともできています

他にも、他人の意見を気にしすぎたり、
慎重になりすぎたり、
逆に、大胆に行動しすぎたり、
飽きっぽかったりすることも、「短所」ではありますが、

それも、「長所」として使えるシーンもあるし、
そういう環境や人間関係を少しずつ用意していけばいいのか!と思えています。

性格や才能に、良いも悪いもないです!!
それをどう使うかだということを本書は教えてくれました。

変えられるところを見極める

本書を読み、「嫌われる勇気」(岩見一郎、古賀忠健)
にも引用され、述べてあった、

自分のなかの変えられるところと、
変えられないところを見極める術が欲しい

岩見一郎、古賀忠健『嫌われる勇気』


という言葉を思い出しました。

人間は、遺伝で決まってしまっているところも多いため、
それを無理に変えようとするのではなく、
それを受け入れ、活かすのが大事だ
と、
八木さんの本書では述べられています。

たしかにその通りです。

私は、これに加えて、
もしかしたら変えられるかもしれない!」と
挑戦してみるのも時には、大事かなと思いました
(特に自分みたいな若い人は)。

それでも、やっぱり苦手だな、短所になってしまうな、と
感じることの場合はさっさと諦めて、

長所として発揮できる場所を模索していくのが
良いのかなと思います。

大事なのはその見極めとバランスではないでしょうか。

自己啓発の源泉とも言われる
アドラー心理学についての本「嫌われる勇気」も、

自分に自信を持って、自分軸で生きる考え方が載っていて、
参考になるので、気になる方はぜひ!

要約し、解説や感想をまとめて、記事にもしていますので
読もうか迷っている方は、まずは、そちらから見てみてください!!

こちら”【本】今の自分から変わりたい人へ「嫌われる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教え」〈要約・感想〉”

本書のメリット

巻末には、才能の具体例が1000コ
才能を見つける、活かす、育てる質問がそれぞれ100コずつ
載ってます。

さすがに載せすぎです。笑(汗)

本書の説明と、巻末の質問を使えば、
誰もが自分の性格を受け入れ、「才能」を見つけ、
それを使う方法を探し出すことができるようになってます。

まとめ

八木仁平さんの「世界一やさしい『才能』の見つけ方」を紹介しました。

才能というのは、誰もが持っているもので、
それをどういう環境で、どう使うかで、
それを活かせるかも変わってきます

自分のことをポジティブに捉えたいと思う人
自己肯定感を高めたい人
本書ぜひ手に取ってみてください!!

著者の実体験や具体例なども多く書かれていて、
とてもわかりやすく「才能」を見つけられる本となってます。

あと、ぜひ八木仁平さんのYoutubeも見てみてください。
多くの発見があると思います。

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