主観的幸福感とは何か?「ふざけんな未来の自分」【エッセイ】

エッセイ
※記事内に広告が含まれています。

ふざけんな未来の自分。
今の価値を勝手に決めやがって。

あの時はあの時なりに思い入れがあって、全力でやっていたのに、
数年後に振り返ってみると、別にやらなくても良かったかな、とか思ったりする。

この現象が、最近たまに起こる。
20年以上も生きてくるとそうなるのか。

だからたぶん、それと同じことを
未来の自分もやるんじゃないかな。
勝手に今の価値を決めようとしている。

これはたぶん、主観的幸福と客観的幸福の話につながる

主観的幸福とは、自らが、幸せを感じているかどうかだけを判断基準として決める幸福であるとする。客観的幸福とは、他人から見て、その人の状態、精神状態、肉体、社会的地位などを判断基準として決める幸福であるとする。

過去の自分は、自分という主観でありながらも、
時という隔たりによって、客観的なものになっていく。

だんだんと
思い出さなくなっていく。
思い出せなくなっていく。
色が薄くなっていく。

色が薄くなると、そのものの価値が変わって見える。

人の一生ってのは、
思い出さないけど、忘れていないことで溢れている気がする

だからたぶん、大事なのは、
忘れないこと、思い出そうとすることかもしれない

そんなきっかけをつくるためにも、言葉と思想を残していく

24. 4. 2024

タイトルとURLをコピーしました