【書評】HSPが幸せになる方法「繊細さんの幸せリスト」〈要約・感想〉感じるままに生きる(本)

おすすめの本
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こんな人におすすめの記事

人に合わせすぎちゃう

・生活に生産性や効率を求めすぎて、しんどい

繊細な人、鋭い感覚を持つ人、HSP

・自分の感じる力を使って、より幸せを実感したい人

・何か表現をしたり、発信をしたりしたい人

さかす
さかす

繊細なあなた、やりたいことをやっていいのです!

ワクワク、欲望を大事に!

本について

【紹介書籍】武田友紀, 『今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト』, ダイヤモンド社, 2020, 234p

著者 武田友紀

武田さんは、HSPのことを、親しみを込めて「繊細さん」と呼んでいます。

武田さんご自身も、「繊細さん」を自覚されている、HSP専門のカウンセラーです。

また、武田さんの他の著書には、その「繊細さん」がタイトルにもなっている、

繊細さんの特徴や、生き方働くときのコツをまとめた、

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』もあります!

こちらの記事にまとめてありますので、

そもそもHSP、繊細さんについて

繊細さんの人間関係のコツ感覚の過敏さとの向き合い方について

など、知りたい人は見てほしいです!

本の内容

繊細さんとは?

これは、上記の書籍とほぼ同じ内容ですので、上の記事を見てください!

武田さんはカウンセリングを通して、繊細さんが感じやすい幸せを、6種類に分類しました。

それぞれの幸せから、一部を抜粋していきたいと思います。

①感じる幸せ

繊細さんは、細かいことが気になったり、人との関係での小さい悩みを抱えたりと、

生きずらいと感じることも人よりは多いかもしれません。

ですが、言い換えればそれは、小さな幸せに気づき、感じられることでもあるのです。

ですので、繊細さんが幸せになるには、

自分が喜ぶ時間を作ることを自分自身で許してあげるのが大事です。

その中の一つのアイデアとして、周りにときめくものを置いてみる

例えば、

・ふわふわのバスタオルを使う

・部屋に花を飾る

・高音質のイヤホンで好きな音楽を聞く

など、自分が繊細な五感に合わせて、そこでの楽しみを増やせるとより幸せになれそうです。

さかす
さかす

私は、部屋に間接照明を置いていて、

夕方以降は、明かりを間接照明だけにします。

素敵な雰囲気になって、ゆったり本を読んだり、映画を見たりできます。

おすすめです!

最近は、安くてオシャレな間接照明も多いので、ぜひ見てみてください。

さかす
さかす

1000〜2000円台で、このクオリティのものもあるんですね!驚きです。

②直感の幸せ

繊細さんは、直感による判断が意外と良いものであることがあります。

「この人とこの人は合いそう!」、「この本は面白いだろう」、「こっちの方がワクワクする!」

などなど、いろんな直感があります。

そして、その直感を発動することで、

身の回りに「気が合う人」、「いいもの」が増えていきます!

リラックスできる環境だと、より直感を発動しやすいので、

安心できる環境を整えると良いかもしれません。

③深く考える幸せ

繊細さんは、物事の表面的なことにとどまらず、本質的なことを考える傾向にあります。

さかす
さかす

私も、物事を深く考えるのが好きです。
つい、考えてしまうんですよね…(笑)

この深く考えることは、探究をすることに繋がり、

「自分」のこと、「世界」のことを、探究するきっかけになります。

そして、それを言葉、文章、絵、図、歌などとして、アウトプットしてみる。

それは、思考自体の喜びとともに、自分の気持ちを認めてあげることになります。

さかす
さかす

私も、いろんなことを深く考えた、そのアウトプットとしてブログを書いています!

感情的なものは、音楽などにもなっていきますね。

④表現の幸せ

自分の趣味や探究を、自分一人で、またSNSなどでアウトプットする繊細さんも多いです。

その時に、悩みがちなのが、

人より上手くないから価値がない」、

周りの人が求めるものではないから意味がない

ということです。

人と比べてしまいがちですが、自分なりの視点というものが必ずあり、

自分がやってみたいから、楽しいからやってみるのが一番良いです。

また、周りに合わせすぎるのではなく、自分一人で深く掘り下げること(自分のために)と、

周りに合わせて発信していくこと、のバランスを意識するのが大事です。

さかす
さかす

たぶん誰にも見られないだろうな、、、と思いながらも、
自分の中で深く考えたものを文章にしている記事もあります(笑)

収益とかまでを気にするとなかなか難しい問題です。

⑤良心の幸せ

人に親切なことができて嬉しい、人の笑顔からポジティブな影響を受けるなど、

繊細さんは特に、良心の幸せを感じられます。

ですが、頼まれてもないのに人を助けようとする、過度なおせっかいは一旦立ち止まった方が良さそうです

それは、その人のためにならず、また、自分もエネルギーを消費しすぎて、自分のために使うエネルギーがななってしまうからです。

また、事故や災害などのニュースに影響されすぎてしまうときは、距離を取る。

さかす
さかす

どうしても、事故や災害のニュースは、聞いていてもどかしい気持ちや、不安な気持ちにもなりますよね。 

そういう時は、テレビを消す、スマホの電源を切る。少しの間距離を置くのは大事かもしれません。

また、NPO、NGOなどへの定期的な寄付など、自分にできることをしてみると、強く無力感に襲われることなどもなさそうです。

⑥共感の幸せ

人とのあたたかいやりとりに喜びを見出せる繊細さんも多いです。

聞き上手なので、つい、人の話を聞きすぎちゃいますが、自分にキャパがある時だけ、聞く。

疲れていたら聞かない

また、ちょっと苦手だなと思う人の話は、聞きすぎず、距離を置く

さかす
さかす

私も、誰にでも平等に接しようとしがちで、つい苦手な人でも話します。

自分が元気な時は良いですが、疲れてる時はうまく回避するのも生きる術ですね。

そして、自分の本音を大事にして、やりたいことをやっていく

そうしていくことで、自分の本音と波長が合うような人と出会えるかもしれません!

本書で学べること

自分の機嫌を自分で取る!

繊細さんは特に、周りに合わせようとしすぎたりやらなきゃいけないことに頭を使ったりと、

自分のために何かをすること、時間を取ることが少なくなりがちです

私も、勉強しなくちゃ、何もしてない時間はもったいない!と、生産性を求めがちになります。

なので、本書を通して、

・一旦、効率とかは置いといて、自分の好きなことをする

やってみたいな!という感覚を大事にする

・そういう時間を、1日の中で意識的に取ってみる

ということが大事だなと学べました。

繊細さは、幸せを感じられる才能

私もそうでしたが、繊細さんは、自分の繊細さや、気にしすぎる性格をネガティブに捉えることも少なくないのではないでしょうか。

さかす
さかす

あんまりクヨクヨ考えず、ガツガツいけたら良いのにな。とか。

男女のジェンダーバイアス的にも、男はガツガツ!女は大人しく。というのも少なからずありますよね。それに苦しむ人も多いと思います。自分もある程度そうでした。

ですが、その繊細さは、裏を返せば、幸せも繊細に感じられるということなのです。

本書では、さまざまな幸せを6つに分けて考えていて、

繊細さんの読者は、多くの幸せを感じられることに気がつけます

また、その幸せを感じやすくするためのアドバイスがわかりやすく書いてあるので、生きやすくなるなと感じました。

まとめ

武田友紀さんの『「繊細さん」の幸せリスト』を紹介しました。

繊細さんは、不安を感じやすくもありますが、幸せも感じやすいのです。

うまくその不安と向き合い、自分の感覚に正直に生きていくと、幸せを実感しやすくなります。

そんな幸せを6つに分けた、幸せリスト。そして、状況ごとの、実践的なアドバイス

それらが豊富に載っている、おすすめの本です!

さかす
さかす

僕、私、繊細さんかもな、、、。」と感じる人には、
ぜひ読んで、より幸せになってほしいです!!

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